コロナウイルスを通して気づく、 大切な家族との関係。

コロナウイルスを通して気づく、 大切な家族との関係。

楽曲ひとつひとつを産み出すには、必ず何かの背景やきっかけがあって。

シンガーソングライターというのは、普段の生活の中で、そのきっかけをもらうことがたくさんあります。

10/10(土)にお送りしたYouTube無観客配信ライブ「それぞれのOnly One Song 」では、実在する10人の働き世代のショートストーリーを1つ1つ楽曲にしたものをお届けしました。

ライブのMCだけではお話できなかった、曲作りの背景をブログで少しずつ書いていきたいなと。

今日は1曲目にお届けした「ただいまをいつでも」の話です。

コロナウイルスをきっかけに再確認できた家族愛。

この曲は、成人して社会に出て、結婚して今はお孫さんとご主人と3人で沖縄に住んでいる娘さんへのメッセージソング。

コロナウイルスが世の中を騒がせてからできた、2020年に生まれた曲です。

会いに行きたいのに行けない、実家に帰りたいのに今は帰れない…

そんな想いをひしひしと感じて書き下ろした曲です。

親子の関係って、シンプルなはずなのに、複雑になりがちだったりしませんか。

親は心配しているだけなのに、なぜか子供にうまく伝えられずにケンカになってしまったり。

言葉が足りないせいで、イライラが募ったり。

逆に小言が多すぎて、あるいは反論が多すぎて、やっぱりイライラが募ったり。

そんなこともあるかも?

お父さんから「会えなくて寂しいよ」って直接言われたことがある人は、実はとても幸せだと思います。

たいてい、直接は言えないままなんじゃないかと思うから。

わたしは言われたことなかったなぁ。

母にこっそり「実はとっても喜んでいるんだよ!」と聞かされていたことを思い出しました。

いろいろなお父さんが世の中にいるけれど、ご依頼くださったお父さんは本当にお人柄も良くて。

札幌から沖縄は、飛行機でだいたい3時間くらいなので、飛行機に乗れれば会いに行ける距離ですが、新型コロナウイルスのせいでそうもいかなかった春頃。

会いたいのに会いに行けない気持ちが、家族それぞれにある中で、我慢しないと危険かもしれないって状況は本当につらいですよね。

この曲の場合は、日本の端から端の話ですが、きっと全国各地で会えないせいで想いがすれ違ったり、

かえって思いやりを持てるようになったりする人がたくさんいたんだろうなぁと思うと、

とても切ないですね。

会いたいよ ただいまをいつでも

ここで待っているから

愛してるよ どれほど年を重ねたとしても

娘だから

-MIMOGY-ミモギィ-ただいまをいつでも「歌詞」抜粋

今は会いに行かないことを選択しているけど、いつでも実家に「ただいま」って帰ってきて良いんだよ。

そんなメッセージをのせた1番サビでした。

フルはMVでも公開していますのでぜひ見てください。

この曲は、歌詞とメロディがセットで降臨。

わたしの場合は、曲によって

  • メロディが先
  • 歌詞が先
  • コード進行が先

で全部バラバラなのですが、この曲は歌詞が浮かんだときにメロディも一緒にできるパターンでした。

歌詞だけが先だと、メロディにあてはめたときに合わないことがあって、言葉を変えることがあるのだけど、

この曲は最初に書いた歌詞のまま修正もせず、ほとんど最初のインスピレーションのまま完成しました。

ちなみに作るパートも、

  • 頭のAメロから
  • サビから
  • Bメロから(ほぼやらない)

とありますが、今回はサビから作っていきました。

作っていく流れを言葉で説明するのは難しいのですが…浮かんで歌いながら弾いたらできた、みたいな感じでした。

曲によっては構成をいろいろ考えるのに時間がかかったりしますが、この曲は1時間くらいでできましたねー。

ストレートな想いをストレートに出したら、シンプルにあったかい1曲になりました。

家族について、改めて考えるきっかけにもなりました。

 

帰る場所があるなら、会えるうちに帰った方が良い。

もちろんコロナウイルス感染リスクは避けられる形を取りたいですが…

ある程度大人になってくると、親がいつまで元気でいるのかは、その年齢によってかなり変わってきますよね。

わたしはもう何年も前に父親を亡くしていますが、もう一回会えるなら会って話してみたいなと思うことがあります。

子どもの頃は仲良くなかったので、今社会に出て一人の人間として会話したら、違うコミュニケーションになるんだろうなと感じる。

何歳になっても親子は親子で、時間が止まっているような関係になる場合もあるかもしれないけど、

その時間は実は永遠じゃないから、たとえどういう関係でも、大切にできるならした方がお互いのためだと思うのでした。

いつでも帰りを待っているって、言葉では言わないかもしれないけど、待っている親がいるとしたら会って話そう。

そうすることで、今の親子関係だけでなく、未来の自分も救われるような気がします。

この曲を作りながら、そんなことを思いました。

Spotifyなど各種音楽配信アプリでも聴けるので、ぜひお聴きください!

過去ブログもあわせてどうぞ★

コロナのせいで会えなくなった家族に贈るメッセージソング「ただいまをいつでも」。

MIMO

About The Author

MIMOGY
働くオトナの心に寄り添うパラキャリシンガーソングライターMIMOGY-ミモギィ-。
北海道札幌市出身。
大学卒業後就職と共に上京するも、会社員生活の中での激務やストレスでベッドから起き上がれなくなったのをきっかけに音楽の世界へ。
働き世代の実際にあった話から書き下ろす歌詞と芯のある歌声が特徴。
音楽系フリーランスと会社員のパラレルキャリアで活動中。