ユーミンミュージアムに行ってきた!感想やおすすめ曲を紹介

以前はよく行っていた六本木方面。

今回は久しぶりに、六本木ヒルズ森タワー内52階にある東京シティービューにて開催されていた、松任谷由実さんの50周年企画イベント「YUMING MUSEUM(ユーミンミュージアム)」に行ってきました。

イベント詳細は<公式サイト>から確認できます。

ユーミンの曲を聴くようになったのは、J-POPの曲を自分で作るようになってからです。ユーミンのコード進行や、歌詞に使う女性ならではのニュアンスを感じさせる言葉の選び方ひとつひとつがすごく興味深い。
こんなに幅広い世代の人たちに愛される曲を作れるってすごいですよね。

個人的に美術館や博物館巡りも好きなこともあって、今回は東京滞在中の平日夜に急遽行ってきました!
イベント自体はもう終わってしまったのですが、改めてユーミンの世界を堪能できる良い企画だったなぁと思ったので、ブログにもレポします。

YUMING MUSEUMの見どころ

このイベントはユーミン活動50周年を記念して開催されたもので、ユーミンの始まりから現在までの歴史を余すところなく楽しめるのがポイントです!

制作過程の楽譜や歌詞メモ紙資料が多数展示

会場に入るとグランドピアノが迎えてくれるのですが、天井からもピアノの周りにも、たくさんの手書き資料が散りばめられていました。

わたしの好きな楽曲「中央フリーウェイ」の譜面もありました。

こうやって5線譜を使うんだなぁって、しみじみ。

全部手書きが今もなお続いているのが、歴史を感じさせるなぁと思いました。

きっとファンの人も「この曲の譜面だ!」「ここにこの歌詞が!」と感動したのではないでしょうか。

制作に使っていた楽器や機材も展示

会場では、実際にユーミンが使用する楽器も展示されていました。

このピアノで中央フリーウェイができたらしいです。

ピアノという楽器は、一人でも完結でき、メロディやコーラスを担当することもでき、ときにオーケストラのようなハーモニーも作ることができ、ドラムやベースのような役割も果たせる素晴らしい楽器だと思っているのですが、グランドピアノは特にその機能が集約されているものです。

ここに座りながら曲を作るんだなぁと、やっぱりしみじみ。
今はなんでもDAWのプラグインで再現できてしまいますが、機械にできない生のニュアンスや迫力は、楽器や人の声だから出せるんですよねー。

こちらはライブツアー「深海の街」のセットだそうです。

椅子はピアノで使う椅子だったのが個人的に気になりました。弾き心地や座るときの感覚を意識してセットしているんでしょうか。椅子って弾くときにすごく大事。

歴代ステージ衣装も余すところなく展示

ステージ衣装ってアーティストの個性が出るし、世界観も出るものだと思います。

ユーミンのステージ衣装はすごく豪華だった…!

これは、めちゃくちゃおしゃれ!かっこいいー!

どの曲の衣装かメモしてくるのを忘れましたが、これも独特で素敵!

こちらは深海の街ツアーのときのだそうです。壮大。

ユーミンの規模だからなんでもできちゃうんですね…ほんとすごい。

この展示とは関係ないですが、通常舞台セットってそのときのために作られるものなので、終わったら処分されることがほとんだそうです。もったいない。

こうやって展示で別日に見れるのって、すごく貴重なのかもしれないと感じました。

動画や一部の展示は撮影がNGだったのですが、ユーミンのデビューしてすぐのころのライブ映像も流れていて、昔と今のボーカルの声質の違いもわかったりして、とても面白かったです。

わたしが好きなユーミンの曲を紹介

ここからは、勝手にセレクトなおまけで、わたしが好きなユーミンの曲を紹介します。

まずはこの記事の冒頭でも書いた中央フリーウェイ。
女性目線とも男性目線とも取れて、恋人同士とも取れるし恋人未満とも取れる中で、オープンカーでのドライブ帰り道らしきワンシーン。
昔の日本のバブリー時代も感じさせるような情景で、ロマンチックだけど甘すぎず、あこがれるわー。

コード進行の観点でも、かなり学び多いのもポイント。

このライブ版の「青春のリグレット」も聴いてて面白い。
サビのキラーフレーズ「わたしを許さないで 憎んでも覚えてて」が刺さるのはもちろんなのですが、この明るいイントロからAメロのメロディラインが「え?そっち行く?」と思っちゃう。
そしてライブアレンジのクオリティに脱帽。聴いてて全く飽きないですよね…!

最後はSWEET DREAMS。
このライブ演出を見ると、すごい豪華さが全面に出る気がしてしまいますが、難しい言葉をいっさい使わずにシンプルな言葉で恋人と別れるときの最後の電話のシーンを描いていて、この時代の女性は特に共感したのではないでしょうか…!

LINEやSNSでつながるのが当たり前な世の中では生まれにくい歌詞だと思う。

 

どの曲も歌詞とメロディと場面展開を担うコード進行や楽器パートが緻密に作られていて、1回聴くだけじゃ全く足りない曲ばかりですね…深すぎ。

ユーミンミュージアムに行ったことで、よりいろいろなユーミンの曲をじっくり聴いてみようと思いました!

とても良いイベントに行けてよかったです。

わたしの楽曲も良かったら聴いてみてくださいね。




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ABOUT US
MIMOGY
働くオトナの心に寄り添うシンガーソングライターMIMOGY-ミモギィ-。 大学卒業後就職と共に上京するも、会社員生活の中での激務やストレスでベッドから起き上がれなくなったのをきっかけに音楽の世界へ。 働き世代の実話から書き下ろす歌詞と芯のある歌声が特徴。 人生遊びきる楽しいオトナが増えたら良いなとブログも更新中。