MIMOGYです。
三連休の海の日の終わりですが、住んでいる札幌は最高気温が28度です。
まだ一度もエアコンをつけていないんだけど、そろそろつける時期が来るかなぁ。
さて、私MIMOGYは、今年2024年の11月でちょうど活動10周年を迎えることになります。
始めてから10年も自分の曲を作り続けることができるなんて、思いませんでした…！
私自身、自分が心の底から好きなことを見つけられたということだけでなく、聴いてくれる方や求めてくれる方がいるからこそ、こういう続け方ができているんだなと思います。
どうもありがとうございます。
長いコロナ禍もどこへ行ったのか（また感染拡大しているようではありますが…）、日常が戻って1年以上経った今年、無期限休止していたライブ。
その間ずっと制作を中心にして表に出るのはほぼ控えていたのですが、別のブログ「【告知あり】アンケート企画結果発表！次にライブを再開するとしたら聴きたい楽曲は？」で書いたとおり、静かに見守ってくれている方々のおかげで、10年の節目となるワンマンライブを開催することになりました…！
MIMOGY 10th anniversary ONEMAN LIVEの詳細！
MIMOGY 10th anniversary ONEMAN LIVE
～眩しい場所の先へ～
日程：2024年11月3日（日）
時間：開場 18:00 開演 19:00
場所：六本木クラップス（ウェブサイト）
座席：全席自由4,000円＋1drink別
（出演）
MIMOGY(Vo)
武内保憲(Pf)
Taka(Dr)
外山タロウ(Bass)
【前売チケット購入方法】
（早期購入特典あり！）MIMOGYオンラインショップでの紙チケット購入はこちら
【WEB予約】
MIMOGYの問い合わせフォームもしくは六本木クラップスさんウェブサイトでお名前・連絡先・人数をお知らせください。
そもそもの音楽活動開始のきっかけと、これまでの話
ここで、そもそものわたしの活動の経緯を知らないよーという人もいらっしゃる気がしているので…
改めて今考えていることや想いを書いてみようと思います。これを機に、これまでの歩みとこれからの夢についてお話しさせてくださいね。
音楽との出会いと曲を書き始めるまで
わたしが生まれてから最初に音楽に触れたのは、3歳から習い始めたクラシックピアノでした。子供の習い事のひとつとして、ピアノを始めました。その後、有名なクラシック楽曲にたくさん触れると同時に、作曲についても少しずつ学んでいきました。
そんな中でのひとつめの転機は、中学生くらいの多感な時期に聴いていたラジオから流れるR&BやSoul、Jazzといったジャンルの歌もの音楽に触れたこと。その頃から、だんだんポップミュージック全般に興味が移り、ピアノを弾くことよりも歌を歌うことが面白いなと感じるようになりました。
ただ、生まれ育った環境は特に音楽で溢れていたわけじゃなくて、両親には「お願いだから音楽は趣味にしておいてね」と念を押されながら学生時代を過ごす日々。ピアノの練習なら何も言われないけれど、バンドなんてもちろん論外、歌を家で練習しようものなら「なんで勉強しないで歌ってるんだ！」と父が母に文句を言うような感じで。
クラシックピアノもポップスの歌も、自分にとっては両方音楽で優劣はなかったのに、どうしてそんなに印象が違うのかが、この頃は純粋に疑問でもあったなぁ。
その後、大学生活を経て、東京のコンサルティングファームで働き始めました。普通の会社員として社会人人生がスタートしたのですが、ここでふたつめの転機。
就職して1年目の頃、長期間にわたる激務やパワハラなどによる精神的ストレス、末期ガンの父の余命宣告などが一度に重なり、ある日の朝突然ベッドから起き上がれなくなりました。本当に体がベッドにくっついていて、どうすれば良いかわからない日々を数日過ごしました…。
そして、なんとか起き上がれるようになってから、「このままじゃまずい、せめて自分の好きなことでもする時間を作らないと死んじゃうかも」と思って。
子どもの頃に好きだったけど気持ちを抑えていたことは、音楽しかなかったんですよね。
自分で生計を立てられるようになったので「誰かに迷惑をかけるわけでもないし」と思い、少しずつ作詞作曲をするようになりました。
そして、友人のウェディングソングを書き下ろして演奏したのをきっかけに、本格的にシンガーソングライターとしての音楽活動を開始しました。
正直、活動を続けていく気力や今後について悩んでしまった時期があった
その後しばらく、コンサルタントとアーティストの二足わらじを続けたのち、もっと制作環境や音楽と向き合う時間を作ろうと思い2019年4月に札幌に戻り、複業として音楽活動をしても問題ない会社で働き始めました。
でも、その後訪れたコロナ禍でほとんどリアルでの演奏活動ができなくなりました。
「やっぱり自分は音楽活動辞めろってことなのか…」とマイナス思考になってしまう時期が続きました。ほかにも、「自分の表現したいことって何なのかな」と思うこともありました。
気持ちの面でのダークさ、この時期はわたしだけでなくいろいろな方がいろいろな状況で暗い気持ちになっていたんじゃないかなと思います。
だからこそ生まれた曲もあるのですが。
そういう状況でも、「せめて作曲だけは続けよう」という気持ちだけは持てたので、制作を中心に4年近くを過ごしました。
演奏活動を無期限休止したことで、作曲について改めて学び直したり、音楽はもちろん絵画などアート作品に触れる機会もたくさん作れました。人との触れ合いの大切さも改めて感じることができました。
この間作ったオリジナル楽曲たちは、一度もリアルの会場でお届けする機会を持てていないんですが、YouTubeを通して知ってくれる方もいてありがたいなと思っていました。
クリエイターとして登録しているAudiostock経由で楽曲制作を個別依頼してくださる方も出てきて、自分の曲を通したご縁に感謝することができました。お気に入りで使ってくれる人いるんだな…！はモチベーションにもなりますし。
そんな中、今後もうステージに出て歌うことはないかも？と思うような期間もある中で、たまたまご縁があってSkoop On SomebodyさんのChristmas LIVEに出演したのが良い影響に。
久しぶりにライブを作る側の立場の方々とお話できたことで、大人になってもやりたいことを実現して目が輝かせている人たちは、やっぱりとっても素敵なんだと、改めて感じて。
自分の半径5メートル以内で良いから、そういう世界をわたしも作りたかったんだったと思い出して。
わたしも「もう一回やってみようかな」と思いました。
そして今年が活動節目の10周年、「演奏活動を休止していたのに、今さら自分の演奏を求めてくれる人はいるんだろうか？」と悩んだ結果、上で載せたブログのアンケート企画を行ってみました。
すると、ひとりひとりから歌ってほしい楽曲リクエストと、熱のこもったリクエスト理由が送られてきて、とてもとても感動しました。
また、ブログを通じてわたしの曲や活動、生き方自体に興味を持ってくれる人もいました。
そんなことから、今年はやっぱりリアルでワンマンライブを開催して、自分の作った曲と演奏を通して、来てくれる人に喜んでもらいたいと考えるようになりました…！
今後活動を通して作りたい世界は「人生を楽しめる大人」の増殖
複業という形で会社員もしながらシンガーソングライターをしていますが、そんなわたしが実現したい世界は「大人になっても夢を語って、夢を叶えるのを楽しめる世界」です。
内容にもよりますが、夢を語ると「若いね」と言われたり「今さら何言ってるの」と言う人がいます。地に足がついていないような印象があるのかもしれません（音楽だと尚更）。
でも、虚ろな目ではなく、きらきらと目を輝かせた大人が増えることは、未来の世の中も眩しくしてくれると思いませんか。そしてその夢や目標の大小は他人が決めるものではありません。そもそも大小があるのかも不明です。
さらに、最近だと人生100年くらいあるらしいので、そこそこ長いです。
わたしは自分の作品が大好きなのですが、その大好きな楽曲たちを通して、ひとりひとりの心に寄り添ったり、少しだけ背中を押すきっかけを作りたいなと思う。
半径5メートル以内の人に変化が起きたら、相乗効果でその周りの誰かも変わるかもしれないんだよ。すごいなぁ。
今回は、その場を10周年ワンマンライブにしました。
「音楽は素晴らしい」というのは、携わっている側のエゴなのかもしれません。
たくさんの娯楽が無料で手に入る中、わざわざお金を払って足を運んで時間を費やすことの意味、それはどこにあるのか？
それでもわたしは自分の作った曲と演奏・パフォーマンスを通して、単に「音を楽しむ」以上の価値を、会場に来てくれるみなさんに届けます！
ひとつひとつの曲が誰かの物語であるわたしの楽曲を通して、感じられるものがきっとあるはずだと信じています。
実際、わたしのライブに来た方々が、単純に音楽を楽しむだけでなく自分の人生も少しずつ変えていく姿を見てきました。心の底からかっこいいなと思います。
あなたも人生を楽しめる大人の増殖メンバーになってみませんか。
会場でお待ちしています！
5年ぶりのリアルなライブ、最高のメンバーで10年の軌跡を情熱をこめてお送りします…！ぜひお越しくださいませ☺☺☺