今日はパラレルキャリア(複業)について。
パラレルキャリアというのは、現在している仕事以外の仕事をすること、非営利活動に参加すること、など、複数のキャリアを持つ状態のことを指します。
報酬目的でも、そうでなくても当てはまるもの。
キャリアという言葉は仕事に使うイメージがあるけど、ライフキャリアって言葉もあるように、「生きるにあたってどういうことをして生涯を過ごしていくのか」というもっと幅広い意味に捉えて良いものです。
今日は、パラレルキャリア(略してパラキャリ)してみたいけど、
「時間の使い方ってどうしてるの?」
が気になる方に向けて、わたしの例を紹介します。
遅くなりましたがお付き合いください^^
パラキャリに限らず、時間の使い方に興味がある方も参考になったら良いなぁと。
一日のタイムスケジュール例
わたしはフレックスタイム制が取り入れられている環境で働いています。
東京にいた頃は、10時から18時が通常の勤務時間、11時から14時はコアタイムということでオフィスにいないといけない時間になっていました。
その時間以外を全部音楽に充てるような形で組んでいました。
東京でコンサルティング会社で働きつつミュージシャンを並行していたスケジュールは、こんな感じになります。
※会社で忙しいときはこんなに夜早く終わらないです。
いらない時間No.1は緑の通勤時間ですが、この時間でメールを返したりSNSを更新したりブログの下書きを書いたりして、あとは帰ってからが勝負になります!
ごはんはほぼ自炊で、あまり外食はしません。
意外と6時間~7時間くらいは寝ていましたね。
こう見ると、時間が細切れになっているのがわかります。
夜に予定があるときは、うまく調整するか朝早く起きるか夜やるか…のどれかですね。
いかに空き時間を埋めるかという過ごし方になりがち。
今は札幌にいて、通勤時間が減ったり、毎日配信ライブをやめたこともあって少し余裕ができました^^
無駄な時間を徹底的に削れば必要な時間が捻出できる
自分にとって必要な時間とそうでない時間ってありますよね。
そうでない時間=無駄な時間
なのでどんどん削ります。
参加したくないような、どうでも良い飲み会などが最たる例です。
自分にとって必要な時間は無駄な時間にはならないので、例えば少し疲れていて休憩する時間が必要なら、お休みは必要です。
なので、たまにはだらだらするのも無駄ではありません^^
あとは優先順位をつけるだけ。
それでもちょっと時間が足りないという場合は、思い切って何かをやめるのもありですね。
わたしの場合は、例えばおしゃれ着洗いとアイロンをやめました。
全部クリーニングに出す。
ちっちゃいけれども、そういうので20分くらいでも削減できるなら良いよねと思って。
やってみてエネルギーが持続すれば情熱は本物
パラキャリって、人によっていろいろな位置づけがあります。
とりあえず「少しやってみたいな」という気持ちで始めたことが、とんでもなく楽しくなってしまうこともある。
普段いる場所とは違う環境や人間関係で、心地良い第二の居場所になることもある。
ただの趣味が実は世の中から見たらすごく良いサービスで、すぐに第二の仕事になった。
いろいろな形があって、その形は人によって違いますよね。
わたしの場合は、最初は自分のためだけにやっていたことが、いつしか人の役に立ったり楽しみや癒しになったり、そんなところからお金を頂いて演奏するようになり、ファンの方が応援してくれるようになって…という少しずつの地道な形。
ここ数年で何度も過労や40度以上の高熱で倒れたりしましたが、それでもやめなかったのはやっぱり情熱が持続したから。
「まだ足りないんだ!!!」
「やるんだ!!」
みたいな気持ちがいつも心のどこかにあって、そこ納得しないと終わらない…
ので結局ずっと続いていく、そんな感じがしていました。
ただ、すごく不健康になっていたので、今は札幌にUターン移住して、少し時間にゆとりを持ちながら健康に気を付けて続けられる環境を作りました。
体調を崩すのはやめた方が良いので、長くゆるく続けるのも良いですし、空いている時間の中でできる範囲で続けるのも良いですよね。
パラレルキャリアは一人ブラック企業化の危険がある
パラキャリのメリットは、一人では学べないことが仕事でお金をもらいながら実践で学べて、それを自分のもう一つの(あるいは複数の)やりたいことに活かせること。
ただ、時間の使い方を間違えると常に働いていることになって、場合によっては一人でブラック企業化してしまうので、そこは注意が必要だと思います。
もうちょっとやってみたいなという気持ちが強まってきたら、仕事をもう少し軽いものに変えるとか、思い切って自分のエネルギーを100%ひとつのことに注ぐとか、対応を考える時期です。
わたしはリスクを分散していないと不安で眠れなくなるタイプなので、これからもパラレルキャリアをキープしながらうまく会社の仕事と相乗効果を出したいなと思っています。
どうせなら応援し合える関係がいいですよね。
自分で活動のプランを練られるのはフリーのメリットです。
一方で、会社の仕事は基本的にお給料がちゃんと振り込まれるのと、一人ではたどり着けない仕事をするチャンスをもらえるなど、いろんな経験ができるので良いところもあります。
両方の良いとこ取りがパラキャリの良さです。
ただ、会社員で週5日働きながら毎日フル稼働だと最近ちょっときついなぁと思ってきたので、今後どこまで工夫で乗り切れるかはちょっと考え中です。
ライフスタイルが変わることもあるので、いろんな変化に対応できるようにしておきたいなぁと思ったりします。
人生100年時代でもやっぱり時間は有限だ
時間は有限です。
1年も10年もあっという間。
だから、あまり楽しくないことはやりたくない。
やっぱり楽しく笑って過ごしたいし、そういう働くオトナが増えたら世の中はもっと明るくなっていくんだろうなと感じます。
楽しいはラクとは違うけど、楽しむためには楽しないのも必要だなと。
気づいたときが、始め時!
自分のペースに合わせて、やりたいことをやってみましょうー★
少しでも参考になっていたら嬉しいです^^
【参考ブログ】複業スタイルで働き始めたきっかけと、3つのメリット。
複業スタイルで働き始めたきっかけと、3つのメリット。