【初心者向け】WindowsPCにCubaseをインストールするまでの流れ

趣味でも仕事でも、家で音楽を作る環境を整える人は増えてきていますよね。

ひと昔前なら、音楽を作るには大きなスタジオや高い機材が必要でしたが、今はすごく機材も安く手に入ります。

わたしは音楽活動を始めたときにパソコンで曲を作っていたので、今は家でほぼすべてを完結させています。

今日は家で音楽を作る環境を整えたい!という方向けに、DAWソフトのインストール方法を書きます。

一時期弾き語りのシンガーソングライターの方々からTwitterでやり方を教えてください!とDMをもらうことが多かったのですが、シンガーソングライターに限らず作曲を始めたい方や、プレイヤーの方でも家で制作をする需要は増えているし、できるに越したことはないですよね。

DTMがまったく初めてで、普段から機械に慣れ親しんでいないと、いろいろなアクシデントが起きたりします。

なので、このブログでは簡単にまとめてみようと思います。

すでに使いこなしている人にとっては知っている情報ばかりなので、別記事を読んでくださいね。

コロナ禍で購入したものを紹介する記事もありますので、合わせてどうぞ!

コロナ禍での音楽活動で買ってよかったモノ3選。

前提:DTMとDAWの違い

ここでは、略語の説明を先にしておきます。
よく、DTMとかDAWといった言葉が出てきますが、「一体何だろう?どう違うの?」と思う方もいるかもしれません。

DTM:Desk Top Music(机上で音楽を作ること)

DAW:Digital Audio Workstation(音楽を作るためのワークステーションソフト)

という意味の違いがあって、DAWはソフトウェア全般のことを言っています。

わたしが使っているCubaseシリーズも、DAWの一つです。
他にもよく耳にするPro toolsなどがありますが、わたしは最初に触ったのがCubaseなので以降Cubase以外使ったことがないです。

ソフトはオンラインで購入できます↓

ソフトがないとDTMができないですね。
というのも、このDAWソフトで曲を作ること、録音すること、編集すること全般を行うからです。

一番最初から高いソフトを買うと、機能がたくさんついているので、便利ではありますが逆にわかりにくく感じる可能性があります。

わからない単語もたぶんたくさん出てきます。

初めてソフトを触る場合は、値段が手ごろのものか、フリーソフトからインストールして制作にチャレンジするのがおすすめですよ。

MacやiPhone、iPadの方であれば、GarageBandがいちばんなじみがあるのではと思います。

GarageBandはこちら

Windowsユーザーの方なら、Studio One Primeからいかがでしょう。

Studio One Primeはこちら

今回わたしが用意したもの

ここからが本題ですね、WindowsパソコンにCubaseをインストールする!という楽曲制作の準備の準備!

今回用意したものは以下です。

1.パソコン

(デスクトップPCの64bitオペレーティングシステム。CPUは高い分だけストレスなく動きます。メモリはできれば16GBを推奨)
2.Cubase Pro(わたしのはCubase Pro 9.5です。Proがついていないソフトでも充分です)
3.安定したインターネット接続環境
4.最低2時間程度の作業時間

わたしの用意したものは参考なので、自分で使いやすいパソコンやDAWソフトを選んでみてください。

お友達や経験者に直接聞いてみるのも良いですよね。

そして、「インターネット接続環境」はとても大事です。

次に「時間」も大事です。
インストール中にトラブルが発生したとき、時間が無い中でやるとイライラする原因になるので。

余裕のあるお休みの日に取り組みましょう^^

手順1:Cubase Proを開封する

ソフトの箱を開封すると、1枚のA5サイズの用紙とUSBが入っています。

Cubase9を開封したところ

この紙とUSBで6万円もするのですが、ソフトウェアなので使ってみて初めて価値を実感できるはず。

USBを未だに使うのは少し時代遅れ感がありますね…

このUSBはソフトのインストール後にも使います。

インストールして「やった終わった!」と処分しないようにしてくださいね!

ソフトを立ち上げるごとに、有料ソフトとしてのユーザー認証に使います。

ではでは早速インストールしてみましょう。

手順2:インストール手順を調べる

今までずっとCubaseユーザーなのですが、インストールが一番ドキドキします。

「本当にこれで大丈夫なのかな!!?」とか不安になったりしますよね。
そもそも説明書もないので。

落ち着いて箱を見る、もしくは公式サイトにアクセスすると、Cubaseインストールガイドというサイトが発見できます。

基本的には、このガイドに従ってインストールすれば問題なく使えるようになります。

ちゃんと書いてあることを読みましょう!ということですね…

面倒ですが、読みましょう。

手順3:Steinbergのユーザー登録と対象の製品登録をする

CubaseはSteinbergという会社の商品なので、公式サイト上でユーザー登録をします。

登録完了画面

画面に従って商品コードや個人情報を入力すればここは特に問題ないと思います。

ユーザー登録をすると、今後の役立つ情報が送られてくることもあるので、忘れずに登録しておきましょうね!

手順4:ソフトをインストールする

インストール方法はパソコンがWindowsかMacかで違います。

わたしのPCはWindowsなので、Windows版のソフトをインストールします!

ダウンロード画面

「よし!インストールし終わったぞ!」と思ったら、名前が違う似たようなアイコンがデスクトップ上に出てきます。

「Cubase Download Assistant」

アシスタントと書いてあるので、名前の通りアシストしてくれるソフトです。

とても便利なので、クリックして開きましょう。

開くとこの画面が出ます。

Cubase Download Assistant

わたしがCubaseを使い始めたのは5年前くらいですが、そのときはこんなアシスタントソフトは無かったような気がします…。

その頃はひたすら自分で調べてインストールして、なぜかエラーが出まくり使えるまで時間がかかった…という思い出があります。

今はアシスタントソフトがあるので、これを使いながらインストールすれば全然問題ないですね。

写真の左側にたくさんアイコンが並んでいるのわかりますか?
そのアイコンで、今回自分が購入したソフトの名前をクリックします。
すると右側に名前が表示されるので、Downloadボタンを押せばインストールされます。

ちなみにバージョンアップ版が出てくるようになっているので、Cubaseが初、もしくはCubase9がインストールされていない人は最初からフルバージョンを選べば問題ありません。

 

ダウンロードは高速ブロードバンド環境じゃないと超遅いので注意

わたしが実際困った話を書いておきます。

このCubase Proをインストールしたとき、自宅ではポケットWi-Fiで過ごしていました。

ただ、年々ソフトはどんどん容量が大きくなっていることもあって、ポケットWi-Fiだとかなり厳しいのです。

今回もしCubase pro9.5フルで入れるとすると、容量が11GB以上の大容量ファイルをインストールすることになるのですが、わたしがインストールをしたときの家でのネット環境はWIMAX2でした。

ポケットWi-Fiの頼りなさをここで痛感することになるのです…。

なんと、

1回目→1時間くらい経過後インストーラーが落ちる

2回目→1時間半くらい経過後インストーラーがやっぱり落ちる

3回目→WIMAX2のルーターを至近距離に置いたけど1時間半くらいで100%ダウンロードとなった瞬間落ちる

これはあきらめた方が良いのだろうかと思いました…。

ずっとこの画面と格闘していました。

インストール中

結局3回目で一応100%ダウンロードできていたようで、もう一回インストーラーを立ち上げてみたら、「インストール完了しました」と出ました。

ネットワーク環境が大事なんだと気づくきっかけをここでもらいました。

本格的にDTMやオンラインライブをやっていこうとする場合は、ポケットWi-Fiはやめた方が良いですね…。

年々機能も増えていく分容量も重くなるので、思い切って光回線を契約した方が良いと思います。

わたしはこのソフトをインストールしたときは東京で2畳しかない作業部屋でWi-Fiで頑張っていましたが、札幌に移住したのを機に光回線を契約しました。

NURO光にしたのですが、契約してから家で回線がつながったのはなんと半年後でした…。

あとで調べたら、いろんな方がこの対応の遅さに困っていたようです。

契約数の激増に合わせて工事の数も激増して、中間業者を挟んでいることもあってすごく遅かったです。

今から光回線を契約する方は、NURO光以外の方が良いかもしれません。

eLicencerに登録を済ませてソフトの動作確認をする

インストールしたら、USBの中に入っているeLicencerに登録をします。

ライセンス認証ということですね!

ライセンスを認証したあとは、ソフトウェアが起動できるかを確認して、問題がなければOKです。

もし万が一エラーなどが出たら、必要に応じてSteinbergのガイドや問い合わせフォームで確認しましょう。

ソフトをただインストールするだけでも、やっぱりドキドキしますよね!
わたしも一番最初はほとんどこういうソフトとは無縁の人生で機械音痴だったので、困りました。

それでも、まず自分で調べながらやってみるというのはこれからの時代必要なスキルです。

DTMは最初はわからないことが多いと思うので、少しずつ知りながら試して使っていくのを繰り返したら良いと思います。

Cubaseだけでなくていろんなソフトがあるので、自分が触りやすいものを使ってみてください。

愛着のあるソフトだと、わからなくても知りたくなるかもしれません!

Cubaseで制作したMIMOGY楽曲はYouTubeで公開中です。ぜひご覧ください♪

ミュージシャンとして活動を続ける方法のひとつとして、少しでも参考になっていたら嬉しいです^^

お読み頂きありがとうございました!

 

★参考記事「【初心者向け】機械的なクオンタイズ脱却!クオンタイズパネルの使い方」

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★参考記事「【初心者向け】KOMPLETE13を外付けSSDにインストールするまでの流れ」

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ABOUT US
MIMOGY
働くオトナの心に寄り添うシンガーソングライターMIMOGY-ミモギィ-。 大学卒業後就職と共に上京するも、会社員生活の中での激務やストレスでベッドから起き上がれなくなったのをきっかけに音楽の世界へ。 働き世代の実話から書き下ろす歌詞と芯のある歌声が特徴。 人生遊びきる楽しいオトナが増えたら良いなとブログも更新中。