【初心者向け】機械的なクオンタイズ脱却!Cubaseクオンタイズパネルの使い方

趣味だろうと仕事だろうと、音楽を作るためにはDAWが必須ですよね。

DAWなくして作曲なし!と言っても過言ではないかも。

わたしはCubase12 proというソフトを使っているのですが、DAWは独学で自分で調べながら少しずつ使えるようになりました(今も道半ば!)。

 

最初は、お恥ずかしいながらWindows PCへのインストールすら難しく感じた過去だってあります…!

【超初心者向け】WindowsPCにCubaseをインストールするまでの流れ

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自分はそんなのは得意ではない…楽器を弾ければ、歌えれば充分だ!と思っている方もいるかもしれませんが、曲を自分で作るなら一部でも自分でDAW上で作れた方が便利です。

 

2022年になった今年は、目指せセルフ完パケ!が目標のわたしなので、備忘も兼ねてちょっとしたコツを発見したらブログに書くのも習慣にしていこう!と思いまして…

 

本日は、リアルタイムレコーディングには絶対使える!クオンタイズのお話です。

Cubaseユーザーの方も、Cubase以外の方も、機械的な音は嫌いだ!という方もぜひお付き合いください。

 

クオンタイズとは?

クオンタイズとは、録音された音を曲の中で適切な場所にずらす補正のことです。

「クオンタイズ」とは、録音されたオーディオまたは MIDI を移動し、音楽的に意味のある最も近いクオンタイズグリッド位置に置くことです。クオンタイズはタイミングの補正が目的ですが、クリエイティブな作業を行なうためにも使用できます。

(出典:steinberg.help「MIDI とオーディオのクオンタイズ」)

DAW上で音を入力するためには、

  1. オーディオインターフェース経由でシールドを挿して、楽器やボーカルの音を録る
  2. DAW上で音源を読み込んで、マウスなどでMIDIデータをクリックしてステップ入力する
  3. DAW上で音源を読み込んで、MIDIキーボードなどで直接弾いてMIDIデータを入力する(これがリアルタイムレコーディング)

 

わたしは1か3が多くて、2はほとんど使わないんですが、2で直接手で入れるとタイミングは基本ずれないと思います。

今日、3の方法でキーボードでピアノデータを入れました。

機械的なクオンタイズ脱却のためのクオンタイズパネル

縦に線(グリッド)が表示されていますが、↑は音の最小単位が16分音符になるように設定しています。

 

線の頭にぴったり合っているデータと、ちょっと前から始まっているデータ(画像の下半分「14.4」の箇所とか)がありますが、これは一部の箇所を少し早く弾いてしまったからずれているわけです。

 

ずれたり合ってたりするのは、人間味がある場合もあるけれど、なんかちょっとバラバラで変だなってときもあるので、それを弾いたあとで直せちゃうのがクオンタイズです。

 

Cubaseだと、対象のMIDIデータを選択して「Q」を押せば、一番近い線に合わせることができます(WindowsキーのQ押下でもできる)。

これを機械的に直すのはいくらでもできてしまうのですが、生で弾いている感がなくなります。

本当になくなっちゃうので、ロボット演奏みたいになります。

 

そういう曲じゃないんだよーというときに使えるのが、左上に出しているクオンタイズパネルです!

クオンタイズパネルの4つの基本機能

クオンタイズパネル

クオンタイズ設定はいろいろなものがありますが、これらの設定をいじることで、人間らしさを機械で再現してしまいます。

すごいねー。

楽器が弾けない作曲家でも、こういうのを駆使できたら全然困らないですよね。

 

わたしはこのパネルの使い方を全然知らず、気に入らない箇所を手で直してばかりだったのですが、使えれば効率UPになることがわかりました!(当然ですが…)

基本機能の使い方を簡単に説明します。

グリッド

ここは自分の曲に合う音符の最小単位数を合わせる箇所です。

16分音符や32分音符など、いくつか選択肢があります。

選んだ単位でグリッド線が表示されるようになります。

作っている曲に合うのを選びましょう!

スウィング

スウィングは、機械的なMIDI入力をしたときに、人間味が出るようなグルーブを入れるために使います。

今回のわたしの例だと、自分で弾いて入れているので使わなかったですが、もし始めのほうで紹介した入力方法2でステップ入力をしたときは、ここのパーセントを調整することで人間っぽい自然なリズムが出せます。

今度使ってみようかな!

キャッチ範囲

キャッチ範囲は、クオンタイズさせる範囲を手動で変えたいときに使います。

画像を再掲しますが↓

このMIDIデータ(ノート)は、キャッチ範囲を指定しなければ最も近いグリッド線に合うようにクオンタイズされます。

でも、タイミングはここがベストで合っていて動かしたくない!という音が含まれていたら、その部分はずらしたくないですよね?

例えば、下記のオレンジの〇部分はずらしたくないとしたら、ここはクオンタイズ対象に含めたくないです。

そんなときに、キャッチ範囲を調整すると、グリッド線から〇%が対象範囲、という設定ができるので、キャッチする対象範囲を狭くしたり、広くしたりできます。

ノートを全選択して対象ノートだけクリックして対象から外す、というのでもできるとは思いますが、手間がかかりそうですね…。

安全範囲

安全範囲はキャッチ範囲の逆みたいなもので、キャッチしない範囲を定めるものです。

クオンタイズ対象に入れない安全ゾーンを決める、という意味になります。

わたしのデータ画像だと「1/16 N-12」という記載があります。

グリッドが16分音符で、安全範囲を12Ticksに指定しているので、そういう記載になっています。

120Ticks=16分音符一つ分と数えて、Ticksが多くなるとクオンタイズ対象範囲外のゾーンを広くすることができる、ということになります。

増やしたり減らしたりして、ちょうど良さそうなところを探す感じでしょうか。

試行錯誤は必要な箇所。

 

おまけ:モードの調整

わたしの例の画像だとモードを70%にしていますが、この「モード」はクオンタイズの精度を決めるものです。

100%だと完全にグリッド線に合うようにクオンタイズされます。

数値を下げると、微妙なズレは自然に残しながらクオンタイズできます。

グリッド線からの距離をどれくらい縮めたいかを決める機能です。

今回作っている曲はなるべく人感を残したいので、70%にしてみました。

これも試行錯誤必要!

 

なんでもクオンタイズすれば良いわけじゃない

ずーっと前の話ですが、活動初期にライブハウスのブッキングライブというものに出ていたことがあり、その際にたまたまブッキングで一緒になったシンガーの方が、

 

「レコーディング後はいつもクオンタイズ!クオンタイズ!かけまくりです!」と豪語していました。

いやいや豪語するなよと思いましたw

 

そして、初めて「クオンタイズ」という言葉を知ったのは、その場でした。

「え、練習は!?」と思ってしまった瞬間でもあったのですが…

 

人によって曲の作り方は違うので、ライブで自分が人前で歌うことを考えなければクオンタイズしまくりで良いものなのか…と思ったり。

そこは、作っている曲やアーティストとしてのスタンスによりますよね。

 

 

がっつり練習してから弾いて、あるいは歌って、どうしてもここは微調整したいなってときに使いたいなとわたしは思うので、なんでもクオンタイズすれば良いわけじゃないなと。

 

ライブでクオンタイズできないしw

 

とは言いつつつも、せっかくいろんな便利な道具があるので、ツールを上手に活用しながら、良い曲を作っていきたいですよね!

少しでもこの記事が音楽を作る方の参考になったら嬉しいです。

わたしの楽曲も良かったら聴いてみてください。

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わたしの使っているCubaseは最新版13が発売中です。ご興味のある方は見てみてくださいね。




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MIMOGY
働くオトナの心に寄り添うシンガーソングライターMIMOGY-ミモギィ-。 大学卒業後就職と共に上京するも、会社員生活の中での激務やストレスでベッドから起き上がれなくなったのをきっかけに音楽の世界へ。 働き世代の実話から書き下ろす歌詞と芯のある歌声が特徴。 人生遊びきる楽しいオトナが増えたら良いなとブログも更新中。