複業(パラレルキャリア)のメリット・デメリットを紹介

複業(パラレルキャリア)で働いている人も、そうでない人も、特にここ数年は働き方のバリエーションが増えてきたなぁと感じる方も多いのではないでしょうか。

一昔前は、ひとつのことに絞らないと「中途半端な奴だ!」と見知らぬ人にまで言われる時代でしたが、今は世の中が不確実すぎてひとつに絞るほうが怖いような気もします。

とは言っても、一日24時間であることは人類みんな平等で、その時間の使い方を工夫できる余地がないと「複業なんて到底無理だわ!」と思う人がたくさんいるのも実感するところ。

週5で働きながらシンガーソングライターとして全国を回りながら演奏活動していたのは、もう3年以上前。

長引くコロナの情勢の中で、いろんな仕事が広がった一方で、求められるがままにやっていくと広がりすぎてしまう部分もあって、今後は絞って新しい軸でやっていく準備をしているわたしです。

そんなわたしですが、改めてパラレルキャリアでよかったなと思っているので、今回はパラレルキャリアのメリットとデメリットを整理してみます!

働き方って生き方とセットなので、キャリアに悩んでいる方にも参考になったらうれしいです。

複業(パラレルキャリア)のメリット

ご参考として、パラレルキャリアで今までわたしがやってきたことは次の通りです。

  • シンガーソングライター
  • 楽曲提供
  • 職業作曲家・作詞家
  • ライター
  • キャリアコンサルタント

このうちライターは去年の夏で仕事の断捨離として辞めました。
(ほかは今も継続していますが、今年から大幅にやり方を変えるので春までほぼ準備中)

これらは週5日の会社員勤務と別で、それぞれ単独でやることもあるし、組み合わせて仕事になるときもあるし、という感じでした。

さて、ここでメリットの紹介です。

メリット1.自分の得意分野が明確になる

会社の仕事だけをやっていると、閉じられた世界にいることになるので、特定の分野は確かに得意になると思うのですが、新しい自分の発見という意味では、機会がひんぱんに訪れるわけではありません。

パラレルキャリアに挑戦すると、自分の得意分野が改めてわかったり、実は人より難なくできるけど価値があることが見つかります。

ストレスなく進められることがあるってわかると、もし仮に会社でうまくいっていなかったとしても、「わたしにはこれがあるから、なんとか生きていける!」と思える気がしませんか。

特に今後は、いろんな調査結果やメディアなどで言われているように、AIなどでさまざまな仕事がロボットでもできるようになったり、不要になったりするシーンが増えてきます。

誰かを頼るのももちろん良いですが、頼っても限界があるのも事実なので、自分を頼れるようにする第一歩として、ほかのスキルを身につけるのはとても良いと思います。

自分の人生くらい、自分で責任を持ちましょって話。

世の中を知るのに手っ取り早いのは、自分で感じつつ情報収集がいちばんです。

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メリット2.会社の仕事にも役立つ

これは意外と思われる方もいるかもしれませんが、会社員の方がパラレルキャリアに取り組むと、会社の仕事にかなり活きます。

活きるものを選ぼうとしなくても、結果として役立つことが多いと思います。

例えばシンガーソングライターをフリーで行う際は、以下を全部自分でやることになります。

  • 楽曲制作のための企画
  • 楽曲制作そのもの
  • 必要な楽器やミックスなどの依頼先を探す
  • ウェブサイトの構築・改修
  • ブログの更新
  • プロモーションの企画
  • プロモーション素材作り
  • 写真撮影・動画撮影の依頼先を探す
  • SNSを更新
  • ライブがある場合のブッキングや費用交渉
  • 収支の管理

ほかにもいろいろありますが、けっこうほかの仕事に活きると思いませんか。

特に、マーケティング業界や、マーケティングを業務で行う人には合うと思います。

実際マーケティング業界には、元ミュージシャンや役者など、自分で自分や自分の作品を売ることを経験している方がほかの業界より多い印象です。

ちなみに、前コンサルティング業界で働いていたときは、音楽の世界にいたような方には、一人を除いて会ったことがないです!

ずっとサラリーマンだと気づけないことに気づけるのが、パラレルキャリアのメリットですね!

メリット3.新しい世界が広がる

会社と家の往復で、会社で出会う人や家族くらいしか交流する人がいない、という方はいませんか。

そんなあなた、会社を辞めたら即知り合いがいなくなりそうですよ!

というのは失礼ですが(ごめんなさい)、大人になってからの友達付き合いって、なかなか自分から行動しないと新しい付き合いは生まれないですよね。

しかも生き方がいろいろなので、あんまり違いがあると話も合わないし、合わないのに無理やり合わせるのもめんどくさいし。

浅く広くでも、濃く深くでも、違う世界に飛び込むと、知らない景色が広がっているのでいろいろな人に出会うことができます。

こういう人たちと仲良くなりたい!と思うことがあったらラッキーです。

ぜひ仲良くなろう!

自分が面白い生き方をしてたら、きっと面白い人たちと仲良くなれるのではと思います。

仲良くならないまでも、単純にいろいろな人と話すと視野が広がるので楽しいですよね。

そういうきっかけのひとつにもできます。

デメリット1.時間がなくなる

もちろんデメリットもあります。

いろいろなことに手を出すと、何かを辞めないと当然時間がなくなります…。

時間は増えないのでこれはしょうがないですが、事実です。

わたしは一時期いろいろなことに手を出しすぎて、年に3日くらいしか休んでいないことがありました。

人によっては体調を崩しますので、無理が出る前に時間の使い方を見直したいところです。

まずは残業しないと決めることですかね。

そして、毎日だらだらするのをやめる、この日は家族やパートナーとの時間・自分の時間を大切にする、などメリハリが大切です。

あとは健康維持が重要だと思う。

デメリット2.いろいろやりすぎて絞れなくなる

去年まで若干この状況に陥っていたのがわたしですが、できることをどんどんやっていると、この人結局何の人?になることがあります。

ただのいろいろな人になると、仕事の受け方がバラバラになりすぎるので、一貫性がなくなっちゃんですよね。

企業だと事業がいろいろな方面に増えてくると、定期的にリブランディングといって見直しをかけるのですが、個人でも定期的に必要だと思います。

わたしも春にリブランディングするわ…!準備をがんばろう。

こういうのも、会社での仕事の経験からわかることなのかもしれない。

デメリット3.会社の仕事に身が入らなくなる場合がある

わたしは身が入ってますが!(念のため)、人によっては、極端ですが「とりあえず座っていればいいや…」になるかもしれないです。

あとは、単純に疲れすぎて集中できなくなることもありますよね。

なので支障が出ない程度に小さく始めるのが良いと思います。

好きなことで少しずつ、も良いと思いますよ!

【関連記事】会社員が副業(複業)するなら、好きなことで始めるのがおすすめ

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複業(パラレルキャリア)は難しくない

パラレルキャリアは特に難しくないので、まずやってみるのが良い気がします。

やってみて合わなかったら辞められるし、特に失敗もないと思うので。

楽しい人生を送りたいオトナのみなさまに、たくさんの幸あれ!

もしどう始めて良いかわからない…という方は、30分のキャリアコンサルティングも行っているので、お問い合わせください。

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ABOUT US
MIMOGY
働くオトナの心に寄り添うシンガーソングライターMIMOGY-ミモギィ-。 大学卒業後就職と共に上京するも、会社員生活の中での激務やストレスでベッドから起き上がれなくなったのをきっかけに音楽の世界へ。 働き世代の実話から書き下ろす歌詞と芯のある歌声が特徴。 人生遊びきる楽しいオトナが増えたら良いなとブログも更新中。