【北欧旅行レポ】エストニア・フィンランド首都街歩き(タリン新市街編)

エストニアの首都タリンの旧市街は、すべての場所を写真に収めたくなるようなフォトジェニックなスポット満載でした。

【北欧旅行レポ】エストニア・フィンランド首都街歩き(タリン旧市街編)

翌日は、新市街と呼ばれるエリア「カラマヤ地区」を訪れたのですが、旧市街とはまた別の雰囲気の場所だったので、レポします。

アートスポットが多くて楽しかったな!

カラマヤ地区の基本情報

エストニアの首都タリンには、多くの観光客が訪れる中世の旧市街地が広がっていますが、その少し先にあるカラマヤ地区は、また違った魅力があります。

カラマヤは、タリン湾のすぐそばに位置し、かつては漁師や労働者が住むエリアとして発展してきました。過去に旧ソ連が侵攻してきたときは、侵入を防ぐために街全体を焼いて抵抗したことがあるとのことでした。想像を絶する…。
古い木造住宅が多く残っており、その独特なカラフルな外観が街の雰囲気を彩っています。
今ではクリエイターがたくさん住んでいて、クリエイティブなエネルギーが溢れる地区として注目を集めているそうですよ。

20世紀初頭に建てられたこれらの木造家屋は、時代の変遷を経て今では多くのアーティストやクリエイターが住み、ギャラリーやショップ、カフェとしてリノベーションされています。かつての古さと新しさが絶妙に混ざり合う風景が魅力。

ストリートアートやデザイン文化が根付いており、街を歩くだけで多くのアート作品に出会うことができます。クリエイティブで多様な文化が交差するカラマヤは、タリンの新しい側面を感じさせてくれるエリア。

 

アートスポットTelliskivi Creative Cityがおすすめ

カラマヤ地区の中で、Telliskivi Creative City(テレグラーフスカイ地区)というエリアがあり、そこがアート好きにはおすすめ。

この地区の近くに海洋博物館がありますが、行った日はお休みで行けませんでした。

なので通り過ぎてこちらへ。

すぐに目に飛び込んでくるのが、豊かなストリートアートの数々。この地区は、タリンの他の場所では見られないような自由なアートが街中に散りばめられていて、その独特の雰囲気がとっても良かった。

 

ウォールアートはアートだから消さない、というお話でした。許可を取って描いているそうです。
モチーフのいろんなところに自然が入っている。

こちらはもともと工場だった建物を使ったヴィンテージショップの入り口。
家のリビングみたいですね!カラフル。お店の中は古着などが売っていました。

この向かいにはテニスコートがあり、みんなでテニスして和気あいあいとしている人たちがいました。敷地が広めで気持ちの良い場所。

なぜかよくわからないけど、かわいくて気に入ったのがこのウォールアート。
この前で写真撮りました笑

ストリートアートは、カラマヤのクリエイティブなコミュニティの象徴。
アーティストたちが、古い建物をキャンバスにし、廃工場や倉庫を生き生きとした芸術作品へと変えていくなんて、新旧融合感が満載です。壁に描かれたアートは、時に歴史や政治に対するメッセージを含みながらも、街そのものを美しくしてデザインの一部にもなっていました。

そして、このあたりは工場の建物をリノベして使っているところが多くて、入り組んだ通路などもたくさんありました。
その通路にギャラリーやお店もたくさん入っていて、クリエイターさんたちが自分の作品を販売していました。

なんて書いてあるかわからないイスがありました。

こういうところは何時間いても飽きないですね!

バルティ・ヤーマ・タルグ:タリンの日常に触れるマーケット体験

カラマヤ地区を散策した後、タリンのバルティ駅の近くにある有名なバルティ・ヤーマ・タルグ (Balti Jaama Turg) にも立ち寄ってみました。このマーケットは、地元の人々の日常が垣間見える場所でありながら、観光客にも人気のあるスポットです。

ちなみに駅ですが、改札がないのでそのまま乗るタイプでした。日本には多分ない気がします。
あとでも紹介しますが、ヘルシンキでも改札がないので乗り方には戸惑いました。

マーケットに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは新鮮な野菜や果物が並んだカラフルなスタンドの数々。見るからに美味しそう!

フルーツは帰国時に持ち込めないので、その場で食べる時間があるなら買っても良いかもですが、量がやっぱり多いです!

お肉屋さんやお魚屋さんのマークがかわいいので、つい写真を撮りました。
見て何屋さんかすぐわかりますね!外観もかわいい。

マーケットの2階にはアンティークショップやヴィンテージアイテムを扱う店が集まっていて、昔懐かしい雑貨や家具などが並んでいました。時代を感じさせるレトロなアイテムの数々を見ていると、まるで時間がゆっくりと流れているかのようで、ついつい長居してしまいました…!
店員さんは英語を話せる人ばかりではないので、頑張って指差しで説明してくれる方もいました。

あと、エストニアで有名なチョコレートのお店Kalev(カレヴ)もマーケットにあるので、お土産などに良いと思います。自分用でももちろんおすすめ(写真は撮っていないですが、すごくおいしいです!)

このマーケットは、地元の文化や生活に触れられるのが良かった。
地元の人々が日常的に集うマーケットを訪れることで、タリンのリアルな一面を感じることができました!

(番外編)カラマヤ地区で見た面白いものたち

街歩きしながら気づいた、すっごくよく見ないとわからないデザインがこちら。

海辺の道路とかにある、水はけをよくするために敷かれている金属板(グレーチングというらしい)、よく見たらお魚がところどころにいるんですよ!!
しかも向きいろいろなの、すごいかわいい。こういう遊び心好きなんだよなぁ。
なんか宝探しの気分になれる。

歩いていたら、歩道の真ん中になぜかキックボード。

なんでこんなところにあるのか不思議ですね…。
Boltはエストニア発のモビリティ企業だそうで、シェアリングでこの電動キックボードも利用されているとのことでした。
で、これは乗り終わったら、歩行者の邪魔にならない場所に置くというルールがあるそうですが、無視してど真ん中に置いて行ったみたいです。けっこうルール守らない人多めらしい。
奥に駐車場見えるのに…。

MIMO

日本でも最近都内などはキックボードで走っている人がたくさんいますが、歩道の真ん中にはおかないようにしましょう!笑

こういう生活が垣間見える感じも旅の醍醐味ですね。

2日間でタリンを堪能し、クルーズでヘルシンキに移動!

カラマヤ地区で街歩きしたあとは、また旧市街に戻って移動前の最後の街歩きを楽しみ、バルト海クルーズでヘルシンキに向かいました!

次回はヘルシンキでの街歩きをレポします。




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MIMOGY
働くオトナの心に寄り添うシンガーソングライターMIMOGY-ミモギィ-。 大学卒業後就職と共に上京するも、会社員生活の中での激務やストレスでベッドから起き上がれなくなったのをきっかけに音楽の世界へ。 働き世代の実話から書き下ろす歌詞と芯のある歌声が特徴。 人生遊びきる楽しいオトナが増えたら良いなとブログも更新中。