本格札幌Uターン移住2か月が経過して正直に思うこと。

札幌が地元ではあるけれど、大学院卒業と同時に東京に出たので住むのはとっても久しぶりです。

札幌にいつか戻ってくることは、実は大学院時代の就職活動時から決めていたことだったのですが、実際現状を変えて住むところを変えるって、まぁまぁ重い選択ですよね。

 

タイミングが重ならないとなかなか決められないことでもあったのですが、2018年にいろいろなことが重なり、ついに時期が来たと判断して決めました。

そんなことから、周りで札幌にUターンしたいと考えている人たちや、ときには地元の転職エージェントさんからも、

「札幌Uターン移住、実際どうですか?」

と聞かれるので、引っ越した直後とは違って、実際今感じていることを書こうと思います。

ちなみにこのブログで「本格Uターン移住2か月」と表現しているのは、住民票を移したのは2018年12月中旬でしたが、

  • 実際の滞在は3日で他は別の地域にいた
  • 年明け1月は札幌にいたけどほぼ休憩期間で家に引きこもり状態だった
  • 2月から3月は札幌以外の日本地域や海外にいて住んでいなかった

ということが理由になってます。

実際に生活を始めたのは2019年4月からなので、2か月経過していろいろ見えてきたことを踏まえて、改めて書いてみましょう!という記事になっています。

札幌Uターン移住に興味がある方はもちろん、地方に移住、将来今の働き方を変えたい、という想いがある方も多少参考になるかと思うので、良かったらお付き合いください!

ちなみに札幌は、雪の降る街では珍しい、人口200万人の地方都市です。

超田舎ではなく、なんとなくイメージに近いのは千葉あたりの賑わいです。

 

東京から札幌に移ると仕事はどうなるか?

これはほぼすべての人が気になることかと思います。

生計を立てるにはお金がかかりますからね!

これは、とある地元の転職エージェントさんが以前言っていたことですが、あくまで感覚的にではあるけれど、

「札幌の企業数は東京の100分の1、給料は6割で見ておいた方が良い」

「品川が札幌みたいな感じです」

という話。

品川かどうかは別として、企業数が100分の1はあながち外れてはいないと思う。

そして年収は下がることの方が多い。

会社員のみをやろうとするとき、一つのハードルはここになると思います。

北海道は主要な産業が観光、公共インフラ、小売や流通にかたよっていて、東京のようにまんべんなくいろんな産業があるわけじゃないので、自然と募集する仕事もかたよってます…。

あとは東京に本社がある企業の支店があるのと、IT系ベンチャーは結構あるのかなぁ。

各大手の生命保険会社のビルは札幌駅前を陣取っております!

駅前のビルとビルの間からは北海道庁が見えますよー!

あとは営業だったら募集している数は多い印象でした。

自分でデータを取っているわけじゃないですが、転職する前にリクルートエージェントになるべく広く情報取ってもらったときの結果のデータがそんな感じでした。

わたしの友人は仕事の経験として内部統制や監査にすごく強いのですが、札幌で同じ仕事をやろうとしても全然探せない、未経験でも営業職を考えようかな、とのことでした。

一方で、わたし学生バイト塾講師時代の教え子の薬剤師は、薬局がコンビニと同じくらいかそれ以上あるから、北海道で薬剤師として働こうと思ったらどこの地域でも職には困らないという話でした。

 

医療や福祉、美容系も仕事は見つけやすいのかな?

手に職の場合は困らないですね、やっぱり。

 

東京で大企業でバリバリ働いて仕事もできて、すごくお給料が高かったのに!

という人には正直に言って、会社員としてはいろんな意味で物足りない結果が待っていると思います。

年収以外にも、周りの社員の仕事に対する姿勢や能力そのもの、スピード感、IT系のインフラが整っているかどうか、そういう働く環境全般が同じ日本でも異世界に見える可能性もあります。

わたしの場合は、まるで宇宙にでも引っ越したようなカルチャーショックばかりで、最初の1年は本当に大変でした。

これは別に周りや環境に期待するor期待しない、によって起きる以前の話ですが、差があるのは事実です。

 

どうしても人って、自分がいた場所と比較しちゃうものですよね。

 

仕事を創ることができて、仕事に関係するマーケティング・営業や経理など他の雑務も自分でできるんだったら、無理に就職しないで、フリーランスでやるのも良いと思います。

もしくは東京の企業に勤めながらフルリモートで働くかでしょうか。

複業OKの企業も、東京だと最近は解禁されて増えてきましたが、札幌はいまだにほとんどないので、そこも難点かもしれません。

あと、転職エージェントも大手より地元密着を選ばないと選択肢がより狭くなると思います。

リクナビNEXTなどはおすすめしません…。いっそ個別の企業のエントリーフォームに直接書き込んだ方が良い気がしますね。

ちなみに自分の場合は、たまたまご縁があり、複業スタイルで働ける企業で働いています。

ただし、前職はコンサルティング業界で比較的高給取りだったので、Uターン移住により今は「え、新卒に戻ったの?」と思うような額でお給料を頂いております…

生活費が3分の1くらいになったことと、ほかの仕事もしていることを合わせると問題ないですが、一瞬自分の価値もリセットされたんだなと感じてしまいました。

 

正社員として仕事をしながらミュージシャンをやる人はあまり多くないと思うので、レアな働き方が逆にポジティブに捉えられて良かったですけどね。

 

わたしの働き方の詳細は、別記事「【実話】会社員をしながらミュージシャン活動するための3ステップ。」をご覧ください。

【実話】会社員をしながらミュージシャン活動するための3ステップ。

今働いている環境は自分を比較的自由にさせてくれるので、あまり大きな不満はありません。

ただし、会社という組織の中で仕事をバリバリし続けたいような人は、東京の方が楽しいかもしれません。

仕事に対する姿勢がやっぱり違う…と思うことは多いです。

競争環境がないので、今は戦場から牧場にでも移ったような気分ですw

生存能力がなくなる気がしています。

 

あとはけっこう内向きな感じを受けますね、気のせいかもしれないけど…

札幌でも自主的に行動する面白い人たちは一定程度いるのですが、同じような人たちが同じコミュニティに集まる傾向があります。なので結局同質化していく…

 

人によって大切にしたいものって違うので、軽い気持ちで「もう札幌帰りたいからUターン移住する!!」「自然豊かな場所に移住する!」みたいに感覚的に決めると後悔する場合があります。

帰りたい理由をしっかり考えて、移ったときに大事にしたいことを整理してから行動した方が後悔しなくて済むんじゃないかと。

 

ただ、ブラック労働で疲弊しすぎているとか、体調が悪いとか、そういった緊急の状況の場合は、いろいろ考えている暇はないので、まず地元に帰る、ももちろんアリです。

生きていれば何とかなりますからね…!生きてるだけで充分ですよ。

生活費は工夫すれば安くなる

生活費については、過ごし方で結構変わる印象を受けています。

食費や家賃を抑えられるかと、車移動をどれだけするかによると思います。

わたしは運転が嫌いで苦手なこともあって、車は自分では絶対運転しないのですが、そういう固定費になるものを手放せている場合は、工夫によってすごく安くなります。

駅前のデパ地下でお弁当の値段を見たら、500円くらいでも結構売ってたりするし、食費も下げようと思ったら下げられそうに思います。

函館の五島軒のカフェとかだと若干高いですが…

それでも丸の内でランチするのと変わらないですね。

わたしはスープカレーが好きなので、よく食べに行きます。

札幌駅だけでも数店舗あって、気分で変えられますよ!

参考「札幌食い倒れに欠かせない札幌駅近くのスープカレー店3選!

札幌食い倒れに欠かせない札幌駅近くのスープカレー店3選!

 

家については、実家を二世帯的な感じにして使っているので家賃は少ししかかかりません。

楽器の音出しても誰も文句は言わないのが良いですね…!

ほとんどリハーサルスタジオも行きませんし、ライブは自宅スタジオからの配信ライブがメインなので、本当にありがたいです。

 

わたしの場合は音楽が絡むので少し特殊な環境かもしれませんが、生活費を下げようとすれば工夫は可能な印象です。

 

あとは好きなことや得意なことで、副業でも複業でもすれば良いと思います。

複業で働く中でも、特に会社員+αだと完全フリーランスよりもはるかにリスクが低いので、やりたいことが定まらないときや、やりたいことがお金になるかわからないとき、キャリアの選択肢を増やしたいときにもおすすめです。

 

働き方については別記事「複業スタイルで働き始めたきっかけと、3つのメリット。」をご覧ください^^

複業スタイルで働き始めたきっかけと、3つのメリット。

 

交友関係は自分から作っていく必要あり

学生時代の友だちとか、一部はいたとしても、新しい人間関係になります。

これは生活する場所を移すんだから当たり前ですね…。

自分で動かないと知り合いは増えないし、友だちもできないし、仕事も作れません。

これはどこにいても一緒で、地方だからってわけでもない。

ただ、人の数は東京より少ないのと、一回東京に出てから地方に戻ると、外の世界を知っている分視野が変わるので、話が合わない人も多いかもしれません(札幌に限らないかもしれませんが、一度も地元を出たことがない人はたくさんいます)。

その場合は、札幌だけで完結しようとしないでいろんなところに行ったり、オンラインで交流する機会を増やしたりすると良いと思います。

学生時代の交友関係を気が進まないのに無理に復活させなくても、会いたい人には会えば良いですね。

Uターン移住するなら、大事にしたいことを明確に

北海道でやりたいことがあるから帰る。

東京に疲弊したから地元に帰る。

結婚して子育てに集中したいから帰る。

わたしの周りにいる人たちからもよく聞く話ですが、人によって事情は違います。

合ってる、間違ってるの話は一切なくて、どう過ごしたいかでしかないと思うんです。人と同じである必要もない。

ただ、何を大事にしたいかが明確になってから、地方移住するのを考えても遅くはないと思います!

安易に実行して、新しい生活が合わなくて結局前に戻る、というのもよくあるのではと…。

やってみて合わない、ももちろん良いけど、できれば大事にしたいことは明確にしてからの方が、長い目で見て幸せですね。

 

少しでも、このブログ記事がUターン移住や地方移住を考えている人の参考になりますように!

なお、こちらの記事では最新の感想を書いているので、良かったら合わせてご覧ください!

【2021年版】札幌Uターン移住3年で感じる良いこと・微妙なこと。

【2021年版】札幌Uターン移住3年で感じる良いこと・微妙なこと。

また札幌のような地方都市に限らず、地方移住に興味があるという方はこちらの書籍もおすすめです。

Uターンではなくても、地方につながりを作って生活拠点にしていくヒントが書かれていますよ!

 

 

 




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