若干マニアックかもしれませんが、楽器を長く使いたい人向けの記事として書きます。
先日こちらのブログに書いた通り、中古でエレピをゲットしました。
ペダルが付属品として別に接続するタイプのものでしたが、どうも違和感。
なんの違和感って、音です。
ギシギシひどく、踏むたびに雑音が耳に入って集中できないではないか!
ということで、今日はわたしが実際に試したペダルギシギシ音対処法を書きます。
楽器のメンテナンス屋ではありませんが、実は前にも違うペダルで同じ方法を試し、数年経っても問題なく動くので多分この方法でも良いのではと。
神経質な方は買い替えた方が良いかもしれないですが、持っているものをなるべく長く使いたい場合はぜひお試しください。
ダンパーペダルとは?
ダンパーペダルとは、この写真の通り、電子ピアノに別で接続するペダルのことです。
残響音を作るために必須のペダルで、どんな電子ピアノでもこのペダルは最低限必要です。
アップライトやグランドピアノの場合だと、ペダルを踏む=ダンパーを弦から離す役割になるので、音が鳴り続くんですよね。
電子ピアノでも同じような役割をしてくれるので、このペダルがないと演奏に支障が出るはず。
まぁ買っても安いものだと3000円くらいなので、買い替えてももちろん良いと思います。
が、買うのが面倒、捨てるのが面倒(何ゴミだろう?)、持っているものを使い続けたい人はなるべく買いたくないと思います。
でも踏むと「キーキー」「ギシギシ」謎の雑音が頻発…!
というときに、どうしましょう!?
使うのは自転車のチェーンの汚れ落とし「クレ556」
楽器に対して失礼だろ!という方は以降を読んではいけません。
そしてこの方法は、付属品として別にペダルを接続するときのみ使ってくださいね…。
クレ556をペダルの雑音発生部分に吹きかけます。
これです。
この商品の主な使い道は、自転車のチェーンの掃除です。
といっても多用途向けで潤滑剤なので、ペダルにも使えるんじゃないかと思って試しました。
※試したのは数年前で動作不良が一切起きなかったので今回も使いました。が、自己判断でお願いします。
ただ吹きかけるだけです。
余計なところにかけないで、付属の細いスプレー用のストロー?みたいなもので、原因になっている個所だけにかけます。
そして余分な油は入念に拭き取ります。
20分くらい放置すると…
踏んでも音ならなくなったじゃーん!!
今日も問題なく動きますし、音も全く鳴りません。
ただ、グランドピアノやアップライトピアノには使わない方が良いですね、
調律のときに合わせて調律師さんにお願いした方が良いと思います!
あくまで外付けの付属ペダルだから本体に影響がないよね、ということで試したらうまくいったって感じです。
でも原理は自転車のキーキー音と同じなので、問題はないかな。
念のため高機能の方をおすすめします!
すぐになんでも捨てずに愛用機材を大切にしよう。
ペダルは消耗品のような感じもします。
が、わたしの場合はモノを安易に買ったり捨てたりするのが好きじゃないので、なるべく一回買ったら使い倒す派ということもあり、邪道かもしれませんがご紹介しました!
せっかく使っているのだから、長く愛用した方が良いですよね。
おうちのペダルのキーキー音やギシギシ音に悩む方の参考になればうれしいです!
(2021年9月追記)
このメンテナンス後、ペダルのコードの方が傷んでしまい、結局新しいペダルに買い換えました…。
無理してオイルを挿さずとも、おとなしく買い替えた方がよいかもしれません!
わたしの買った商品はこれです。
【参考ブログ】音が気になるすべての人へ!ピアリビング静床ライトを敷いてみた。
【参考ブログ】コロナ禍での音楽活動で買ってよかったモノ3選。